日本の伝統文化を取り戻そう
なぜ日本全国、竹藪が荒れ放題なのか?竹製品である竹カゴから、石油製品であるプラスティックへ。
中国からも安いタケノコが入るようになった。竹の価値が著しく低下、、、。
そのおかげで、竹藪など、誰も見向きもされなくなった。溢れかえるプラスティックなどの石油製品。
グローバル化により、「安い」という理由で、押し寄せる海外製品。25年ほど前、100円ショップを見た時、さすがに驚きました。
世界各国で、大型タンカー、飛行機、トラック、、、。津々浦々までモノが行きわたる。
膨大なエネルギーである「石油」なしでは、ありえない。「石油の登場」。このことは、我々の生活を一変させた。
アメリカを造った男と言われ、石油で莫大な財を成したロックフェラー家の家訓とは、「World Peace through Trade」。
世界中に、モノを行きわたらせることにより、世界平和をもたらすという考え方。
そこから、約100年。
この石油文明、消費文明が世界に浸みこんだと言える。しかし、置き去りにしてきた大切なモノも、多いような気がします。
道路、森林、田畑、家屋に進出する荒れ狂う竹藪。自然から、何かを問いかけられているのではないでしょうか?
まるみず植物資源研究所
所長 水野 秀之
私の夢 ー My Vision ー
竹の復権。田んぼの価値を高めること。
森林の価値、さらに自然エネルギーの普及。
これらすべて、日本の田舎の復興につながるのでは!?
世間では、「脱炭素」という言葉が飛び今日この頃。
私も、竹のことを十数年やって来ましたが、
十年前と比べて、明らかに荒れ狂う竹藪を
取り巻く環境が変わりました。
温暖化がほんとかウソか分かりません。
しかし、私が目指すところにおいて、
明らかに追い風に変わったと 感じる今日この頃です。
まるみず植物資源研究所 NEWS
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まるみず植物資源研究所の取り組み
竹の活動
「竹炭を焼くのは、難しい」
去っていく人から、そんな話を何度も聞かされました。
もし、より簡単にできれば。
また、焼成炉を移動することが出来れば。
そんなことを思い続けて、完成したのが「ドラム缶式開放型竹炭焼成法」。
ドラム缶に簡単な仕掛けを施すことにより、三時間ほどで、
ドラム缶いっぱいに竹炭が出来てしまう。
それも、一本が二本、二本が三本とドラム缶を増やせば、
効率は二倍、三倍と上がる。
(現在、私は五本でやっています)
こんな簡単にできる竹炭焼成法の普及活動をしています。
近年、仲間が増殖中です。
竹害問題解決の一つの糸口として、提言し続けています。
日本の田舎のすばらしさ研究
若い時、100ccのバイクで、ファームステイをしながら
ニュージーランドをまわったことがあります。
その後、あるニュージーランド人の友人に
「いや~、ほんとニュージーランドは美しいね」
と話したら、思いもよらむ言葉が返ってきた。
「日本だって、美しいとこいっぱいあるよ。
日本人、みんな知らないだけだよ」と。
そのニュージーランド人の名前は、マイク。
探検家であり、日本に二年間滞在した経験もある。
そんなマイクが日本で、じっとしているわけがなく、
日本の隅から隅まで、見て回ったという。
「日本には、森林も多い。四季も美しい。歴史もあり、文化もあり、
こんな魅力的な国って、そんなにないよ。さらにみんなとても親切。
なぜ日本人が自分の国のことを悪く言うのか、まったく理解できないよ」と。
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